転職にも有利!介護職が副業を行うメリットとは?

介護職にとって、副業にはどのようなメリットがあるのでしょうか。なんといっても最も大きなメリットといえば、収入が増えることでしょう。家計の助けになる、将来のために貯蓄できる、趣味にお金が使えるなど、収入が増えると人生が豊かになります。

金銭的に余裕ができるという点だけをみてもメリットが大きいのですが、実はスキルアップという点においても、副業のメリットは大きいのです。

介護職は人と接することが多いので、コミュニケーション能力にすぐれているのが特徴です。コミュニケーションスキルは多くの職場で不可欠ですから、介護人材は多くの職場で歓迎されることでしょう。副業でも採用されやすいので、希望条件に合った副業先をみつけやすいのもメリットです。

そして、違う分野の仕事を経験することで、介護現場では伸ばしにくいスキルが身に付くのも、大きな利点といえるでしょう。

介護職は需要が高く、安定した職業です。その一方で、昇格・昇給が難しいとも指摘されています。また、身体的な負担も大きく、腰痛に悩まされている人も少なくありません。腰痛が悪化したら介護現場で働けないかもしれない…、そんな不安を抱く方も多いのではないでしょうか。

もし、転職が必要になった場合、介護業界しか知らないと、他業種では即戦力として活躍できないかもしれません。このため、正規社員としての採用を見送る企業もあります。

しかし、副業で他職を経験していれば、介護以外のスキルを身に付けられます。将来、違う分野に転職する際に、副業で経験のある分野であれば、即戦力として活躍できるので、採用されやすいのです。また、介護の仕事にも役立ちそうな副業を選ぶと、キャリア形成に貢献することも、大きなメリットといえるでしょう。